事業報告・決算
令和2年度は、少子高齢化・人口減少が進む中、地域における生活課題が多様化する一方で、地域住民による生活課題の解決能力が低下し、地域社会の関係性の希薄化が進み、複合化・多様化した支援ニーズへの対応が求められています。そのような中、地域福祉の推進主体である新居浜市社会福祉協議会は、地域の生活課題を組織が一丸となって受け止め、新型コロナウイルス感染症の拡大により多くの制約がもたらされる中、新居浜市や民生児童委員をはじめとする地域の様々な関係機関・団体と連携を図り、地域課題の解決に取り組むとともに、だれも排除しない地域社会づくりを進めました。
また、令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間とする「第四次新居浜市地域福祉活動計画」を住民とともに策定しました。
さらに、児童館4施設及び高齢者福祉センター3施設について、指定管理申請を行い、令和3年度から5年間、指定管理者として引き続き指定を受けました。
令和2年度事業報告
令和2年度に行った活動の一部を紹介します。
地域福祉活動
- 各支部で座談会を実施し、住民意見と地域課題の共有を行い、支部地域福祉活動計画を策定
- サロンの実施の支援(26,834人)
- 大会式典が中止となり、県福祉対策において8人1団体、市福祉大会において48人4団体の表彰のみを実施
- 地域福祉バスの運行(2,502人利用)
児童福祉
- 児童センターの管理運営(63,726人利用)
- クラブ活動の実施(6,280人参加)
- サークル活動の実施(3,548人参加)
- 出前児童館の実施(1,079人参加)
- いのちの授業の実施(中学校2校)
障がい者福祉
- 障がい者福祉センターの管理運営(12,231人利用)
- 障がい者サロンの実施 (336人参加)
- 地域活動支援センターIII型「いぶき」運営事業及び生活介護事業の実施
- 児童発達支援事業の実施(2,262人利用)
- 障害者居宅介護支援事業の実施
高齢者福祉
- 独居高齢見守り対象者 (3,002人)の見守り活動
- シニア交流センターの管理運営(48,922人利用)
- 居宅介護支援事業の実施
- 訪問介護事業の実施
- 認知症対応型通所介護事業の実施
権利擁護
- 生活福祉資金貸付(81,559万円)
- 福祉サービス利用援助の実施(3,882件)
- 法人後見の実施(9件)
- 生活困窮者自立支援の実施(12,264件)
ボランティア活動
- ボランティアに関する連絡調整
- ボランティア及び市民活動に関する研修の実施
- 福祉教育及び生涯福祉学習への支援
- 中高生の「ふくし」に関する作品及びポスターの作品集作成
※詳細については、令和3年度事業報告書をご覧ください
令和2年度決算
◆ 拠点区分別内訳
単位(円)
区分 | 拠点区分 | 収入 | 支出 | 当期資金 収支差額 |
---|---|---|---|---|
社会福祉事業 | 本部 | 31,238,707 | 45,653,489 | ▲14,414,782 |
地域福祉事業 | 63,436,044 | 66,799,776 | ▲3,363,732 | |
権利擁護事業 | 49,137,364 | 51,921,261 | ▲2,783,897 | |
児童発達支援事業(はげみ園) | 48,174,188 | 52,033,808 | ▲3,859,620 | |
障がい者福祉センター | 105,265,820 | 96,707,123 | 8,558,697 | |
児童センター | 79,975,104 | 70,086,702 | 9,888,402 | |
高齢者福祉センター | 64,286,560 | 60,650,978 | 3,635,582 | |
介護事業 | 235,734,406 | 229,367,824 | 6,366,582 | |
公益事業 | 総合福祉センター | 88,574,156 | 84,372,280 | 4,201,876 |
総合福祉センター(別子山分館) | 16,422,586 | 15,759,514 | 663,072 | |
合計 | 782,244,935 | 773,352,755 | 8,892,180 |
◆ 科目別内訳
※詳細については、令和3年度決算報告書をご覧ください。